未来の医療年表(著:奥真也)によると
「2035年頃には、ほとんどの癌は治癒可能になる」
と予想されています。
特定の遺伝子に直接アプローチする
「分子標的薬」などの画期的な薬が
誕生したことなどが、その理由です。
長寿化によって2人に1人は
癌になるといわれている時代です。
この世から癌を克服できる時代になったら
いったいどうなるんでしょうかね。
癌は遺伝子の異常によって引き起こされる
「遺伝子疾患」です。
遺伝子とは人の身体を作る設計図みたいなもんです。
その設計図をいじれるところまで医療は進化しているのです。
また、AI(人工知能)の進化によって
「最適化治療」というの定着していくだろうとも
予想されています。
前々から現場レベルの疑問で
「ラガーマンみたいな屈強な人と
90歳の体重30kgのおばあちゃん。
風邪を引いても、出される薬は同じ1錠。
これっておかしくない」とは感じてました。
これが、今後はオーダーメイド医療が定着すれば
より治療効果があがることが想像できます。
病気で苦しんでいる人が一人でも少なることが
医療従事者の願いです。
しかし、コロナ禍においては
ウイルスの毒性(病気)よりも
社会の空気感によって犠牲を余儀なくされ
それらによって病気の引き起こしや
自死される方のほうが多くなっています。
医療が進化しても
健全な健康とは
”こころ”の部分が
大きく関与しているということですね。
困難な状況下において
少しでも”希望”がもてる
関わりがしたいなと
あらためて思っております。
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