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2020
12.12

生きるということ

Category: 未分類
生きているあいだは
常に何らかの数字に振り回されています。

・お金
・時間
・余命
・血圧・血糖値
・腫瘍マーカー
・要介護度
・学費
・住宅ローン
その他、たくさんあります。

これらの数字を気にせず
生きられたら、もっと人生が楽になるのにね。
だけど、そうはさしてくれない。

数字で、何でも判断しているけど
生きることは数字では測れないことの方が
圧倒的に多いのだ。

では、”生きる”ってどういうことだろうか。

ある文明学者は
「生きることに意味はない
 そこらへんの石ころや岩などの
 無機質なものと変わらない
 そこに、意味づけをしようとするから
 苦しみの原因になるのだ」と。

なるほど、生きる本質というものが
もっと他にあるということなんだよな。

人の誕生は1億円の宝くじが
百万回連続して当選する確率。
それだけで儲けもの。

人として在り続けられることで
感謝の心境になれたら
ほとんどの悩みは無くなるのでは。
僕らの悩みは宇宙規模から見れば
ちっぽけなもの。

しかし社会活動はこうも上手くはいかない。
どうしても数字に振り回されてしまうから。

より良い生き方と社会活動は分けて考えよう。

社会活動は悩みがあって当然。
いかに、それを解決していくかが
神様から与えられた試練。

生命活動は悩む必要はない。
良いも悪いもすべて受け入れるしかない。
長生きしようと合理的な方法取り入れても
それは一時のことで、人はいつかは必ず死ぬ。

誰かの決めた価値観(数字)の上で
知らずのうちに生きている。
それが居心地の悪い社会の正体だ

生命活動・社会生活・自分の生き方。
これらを区切って考えたら
少しは生きるということが見えてくると思う。
答えはないけどね。

なんでもごちゃまぜにするから悩みが増える。

生きるということは”受け入れる”こと。
ただ、それだけのことかもしれない。




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