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2023
03.23

朝レクの風景 その33「余韻」

Category: 未分類
いやぁ~、WBCの余韻がまだ残っています。
本日来られるの利用者さんは観ていたのかな。
今日の挨拶は「おめでとうございます!」にしてみよう。

早速、一番目のご利用者さんがご到着。
なんやら、笑みが浮かんでいるぞ。
「おめでとうございます」
「ありがとー、」
ご利用者さんも喜んでおられます。
あの場面がどうのこうのと話し込んでいるうちに
思い出してお互いに目に涙が浮かんできます。
ご挨拶した利用者さんのほとんどが観ておられました。
話の中心はやはり大谷選手でした。

その大谷選手が準決勝の勝利インタビューで応えた
「(誰一人)あきらめなかったから勝利を引き寄せた」
これを今日の朝レクで使おう。

大谷選手のマインド「あきらめない」を
我がデイサービスセンター国分のリハビリに伝播させよう。
自分で限界を作らず目標を立てそれを日々遂行する。
だけど、これが一番難しい・・・。

高齢者のリハビリは
「あきらめない」だけを強調するんじゃなくて
「あわてない・あせらない」も大事。

けど、今日の利用者さん、
やる気まんまんやし~
目もギラついているし~

よし!この勢いを使って
今日は熱いレクをするぞー!
みんなー、着いて来いよー!





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2023
03.22

世界の大谷翔平

Category: 未分類
僕はいま野球ドラマを書こうとしている。
主人公は日本を飛び出しアメリカに渡って
誰も成し得てない投打の二刀流で活躍する設定。
そしてWBC(野球のワールドカップ)で世界一になる。
まぁ、こんな夢話はムリか・・・、
もっと現実味のある話を書こう。。。
って、大谷やってるじゃんー!!!
本当にスゲェー!

この大会はすべての試合にドラマがあった。
若き三冠王の不振と苦悩。
調子の戻っていない山田哲人の準決勝からの起用。
体格の差を覆す吉田正尚の日本人の魂。
令和の怪物、佐々木郎希が背負ったものと世界の壁。
韋駄天、周東のここぞの場面での起用法。
そして、大谷翔平のリーダーシップ。

実際、準決勝のメキシコ戦は
何度も心が折れかかったという。
そのたび、チームを鼓舞し一つにまとめ上げた。

人間は弱いものですぐに防波線を張る。
それは自分を守ろうとする本能が働くためだ。
しかし、日の丸戦士はあきらめなかった。
いや、それじゃ世界はとれないんだよと
大谷翔平がプレーで示し続けたことでチームが本物になった。

『失敗した数や、二刀流が無理だと言われたことは数え切れず。
 だが、僕自身は二刀流が無理だと思ったことは一度もない』
大谷選手がなんかのCMで言っていた。

超一流のアイデンティティ。
夢を叶える人とあきらめる人の違い。
大谷翔平の本当の才能とは
やり遂げるためのメンタルの強さだと思う。

準決勝のメキシコ戦で5-3で負けていた最終回。
大谷選手は初球を打ちヘルメットを投げ捨てながら二塁に向かった。
その塁上でベンチに向かって咆哮した。
負ければ終わりのプレッシャーのなかの打線に火をつけた。

決勝は世界一の軍団、アメリカ。
火が付いたサムライ戦士は相手に臆することなく立ち向かう。
2-3で迎えた最後の打者は
大谷が世界一の打者と認める同僚のトラフト選手。
カウント、2-3、スライダーで空振り三振。
本当にドラマのような幕切れである。

この続きはもう見られない。
終わりがあると知ってるからこそ
一瞬一瞬が儚いものになる。

今度、新たに”心を動かす„ドラマが見たいなら
それは自分のドラマを作ろう。

困難が待ち受けてもサムライスピリットで乗り越えよう。
簡単に叶えられる夢は本当の夢じゃない。
辛いことも限りある人生の一つの経験として
夢への成功に向かう一つの課題として
そして、あきらめなければ夢は叶う。
大谷翔平がそれを体現して魅せた。
自分のドラマは自分であきらめちゃいけないってね。

ありがとー、
野球日本代表、サムライ戦士たちよ!
惰性的に過ごしてた毎日を見つめ直すよ。
歳のせいにして言い訳していたことはもう辞める。
生きるって、やっぱり目標がなければダメだな。
人生は一度きり、
もっと自分の可能性を信じようじゃないか。




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2023
03.20

朝レクの風景32 「幸せの形」

Category: 未分類
本日は「国際幸福デー」だそうです。
2012(平成24)年のこの日
国連会議にて制定されました。

そこで朝のレクは
みなさまが”幸せを感じるとき„をお聞きしました。
「健康になりたい」
「家族のありがたみ」
「当り前のことに感謝」
ご利用者さんが求める幸せは身近なことばかりです。

よくわからない幸せの正体ですが
哲学者のアランと言う人が「幸福論」で
『健全な体によって心の平静を保てること』
としています。

しかし、近代化した現在では
「お金がたくさんある」
「良い車に乗り、良い家に住む」
「ブランドものを着飾る」など、
物的な価値観が幸せとされ、
且つ幸せの高度化を求めがちです。
そして他者の決めた幸せの価値観に安心を覚えてしまっています。

幸せのハードルを少し下げ物質的価値観(地位財)に
振り回されないようにすると心が少し楽になります。
イギリスの調査では”裕福でも自由度がない„場合は
幸福感が低下することが報告されました。

”やらされている感„と言いましょうか、
自らの意思で取り組んでいる作業と
やらされている作業とでは疲れが全く違います。

つまり幸福とは
自らのこころの在りようによって
遠くになるものでもあり近くに感じるものでもある。
と、いうふうに本日の朝レクでは落ち着きました。

私の幸せ?

そりゃ、酒飲んでいるときが一番です!
いや、ちゃう、ちゃう!!

ご利用者さんが笑顔でいてくれているときが
この仕事をえらんでよかったと幸せを感じております。







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2023
03.14

マスク禍は続く

Category: 未分類
3/13からマスクの着用が個人の判断に変更されました。

娘に”もう外していいよ„と伝えたのですが、
「私はしとく、今更って感じがするし
 花粉も飛んでるし、顔もかくせるしね」と。

思春期の子供にとっては本来の正しいマスク着用はどうでもよく
大人たちが作り上げた間違った社会性が新たな価値観となりました。

この空気感を変えるのは、これまた大人たちの責任ですが
政府がやったことと言えば「個人の判断」です。
あほかー!ボケェー!

大人も大人でマスクボケ。
まだ、もう少し様子を見ようと。
大切なのはそこじゃないのよ。
子どもたちのために考えよう。
子どもたちの感性が豊かに育つために
一刻も早く政治責任でマスクをはずすようにするべきだ。

『なごり雪』の一節に答えがある。

”動き始めた 汽車の窓に 顔つけて
 君は 何か 言おうとしている
 君の唇が 「さよなら」と 動くことが
 こわくて 下を向いていた
 時が行けば 幼い君も 大人になると 気づかないまま~♪„

こういう感性が育たないのよ。

いまはマスクをして下を向いてても
スマホがあれば大抵のことは何とかなる。
だけど、文明発達にもっとも寄与した
相手のことを思いやる『共感力』が育たない。

もはやインフルエンザより毒性の低くなった
オミクロン株にいつまで怯えなければいけないのか。
感染したらいけないのか、風邪もひけない社会なのか?
政治は何のためにあるのか。







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2023
03.04

朝レクの風景 その31『思いやりのこころ』

Category: 未分類
土曜日は朝レク前に
NHKの「Dear日本」という
番組をかけています(10:05~10:30)

毎回考えさせられる内容であり
この度はロシアのウクライナ侵攻によって
日本に避難してきたウクライナの少女に
スポットを当てていました。

少女は言葉が通じないことによって
だんだんと心を閉ざしていきます。

日本の少女も「翻訳アプリ」などを使って
なんとかコミュニケーションを図ろうとしますが
上手くいきません。

結局、言葉の壁は解消しないままでしたが
少女は徐々に心を開くことができました。

それは受け入れ側の日本人少女たちの
「思いやりのこころ」でありました。
何とかしてあげたいという純粋な思いが通じたのです。

私たちの介護でも大切なことが2つあります。
「おもいやり」と「共感力」です。

ご利用者さんは予期せぬ病の後遺症や老いなどを
背負って生きたおられます。
いわば、ハンディキャップを背負った状態で
老体に鞭を打ちながら一生懸命頑張っておられます。
その姿を見て「なんとかしてあげたい」という思いやる心が
利用者さんとの関係作りには必要です。
”介護をしてあげる„ではなく”させていただく„という
明確な意思をもって対応します。
その基礎があれば大きく間違うことはないでしょう。

ということで、
本日の朝レクは”やさしめ„の思いやりレクを行いました。
(いつもは美木良介さんのロングブレストレーニング。
 合間合間に「もっとー!」とか「しっかり!」という
 厳しい声が飛び交っていますが
 本日はやさしめのナガラフィットネスのヨガ呼吸を行いました)。





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